漫画・小説

漫画とか小説あげてるやつ。全部オリジナル。漫画はほとんど書かない。

2023ねんいちがつ

タイトルカード

英語学習用に、英語だけで描いたマンガです。
片言だとは思いますが勉強になればよいのです。
パロディがいくつかあるので元ネタがわかった人はぜひコメントに書いてみてください!

表紙b
一枚目
二枚目
三枚目
四枚目
五枚目
六枚目
七枚目
八枚目
九枚目
十枚目
十一枚目
裏表紙

どこかの山奥に、ちっぽけな村があった。
そう、"あった"のだ。今はもうすっかり人はいなくなって、古びた家だけが残るゴミ溜めのような場所になっている。
すべてが始まったのは、1935年4月12日の朝のことだった…
村にとある家族が住んでいた。
夫婦のもとには5人の子供がいたのだが、そのうち4人は誰かに殺されて死んだ。
母親はひとり残った齢九歳の息子を、依存するようにかわいがった。
しかし、この頃の世界恐慌により、貧しかった村はさらに追い詰められ、一家にはこの先どうなるか見えていた。
こんな時だというのに、とうとう最後の息子が死んだ。
 頭、胴体、手足というように、部位ごとに分けられて家のあちこちに置かれていた。
これを見た両親は発狂して、互いに殴り合って死んだ。村の中の、最後の人間だった。
やがて人々の死体が腐って、村中で虫がうじゃうじゃ出始めた。これにつられて、家の木なども傷んで崩れていった。そんな中、あの一家の家はなぜか残った。子供は誰に殺されたのか、そんなことは落ち葉にでも埋もれたまんまだよ。
今に至る。あの家は、幽霊が出るだなんだと、若い奴らの噂にされている。だが、未だかつて誰も行った試しがない。
しかし、もの好きな若者がいた。
あの村がある山の近くに住んでいる中学生の三人組だ。
三人は興味本位で、村に行くことにした。大人たちに知られると止められるので、誰にも言わずに真夜中に集まって行った。A,B,Cで区別させてもらう。
三人は、すぐ帰れると思ったようだ。今にそれが間違いだと気づくよ。見てごらん。Cが木の根っこに足を引っ掛けてころんだ。


Aは家族写真を拾って、ふたりに見せつけた。写真の中の一家は、とても幸せそうに笑っている。

十年後、Bの祖母が亡くなり、部屋を整理していたところ、新聞が見つかった。
見出しには、「なんて無情な 子供たちを惨殺したのは」とある。
どこかで事件でも起こったのだと思い、読み進めると、あのとき見た家族写真に映っていた父親の写真が、犯人の写真として載っていた…そう、あの優しそうな男が、狂気じみた薄ら笑いを浮かべて映っていたのだ…
Aはとっさにあのことを思い出して、ふたりに電話をかけてみた。しかし電話に出たのは少年の声で、「お父ちゃん、殺さないで…」と言うだけだった。
何かを思い出してアルバムを見てみたら、あのとき見た家族写真の中で、父親だけが狂気に満ちた顔で写っていました。

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